グーグル検索
Google
WWW を検索
「あぶらかわ」を検索
メニュー

おかげさま

 私事ですが、プロ野球のファンを巨人からダイエー(現ソフトバンク)に変えて五年ほどになります。特に松井秀樹が大リーグに行ってからは巨人の試合は殆んど見なくなりました。何故ソフトバンクのファンになったかと言いますと、監督である王貞治のファンだったからです。

 福岡ソフトバンクホークスは、王監督が就任した頃は最下位争いをしたチームでしたが、今ではパリーグで常に優勝を争うチームです。何故そんなに強いチームになったのか。それは勝った時のヒーローインタビューを聞くと分かるような気がします。

 ソフトバンクには投手も打者も良い選手が居ます。打者では松中、城島、川崎、投手では斉藤、和田、新垣、杉内と個性的な選手が揃っています。でも、個人の技術が優れているだけではなく、お互いに信じ合い協力し合い、チームワークで勝利を掴んでいるのです。そして勝った時のお立ち台に立った選手は、異口同音に「皆のお陰で勝利に貢献出来ました」と言います。打者は投手が頑張ってくれたお陰で打てた、投手は打者が守備を頑張ってくれたから良い投球が出来た、と言います。

 自分の仕事が上手く出来るのは、同僚のお陰、皆のお陰だと思う気持ちが大事なのはプロ野球だけではありません。我々の仕事でも、毎日の生活でも同じ事が言えます。会社では上司のお陰で仕事が上手く出来た、部下が頑張ってくれたから管理能力を評価してもらえた、と相手のお陰と思えば心も和やかになり仕事も順調に行きます。家庭では旦那さんは奥さんのお陰で安心して仕事に行ける、奥さんは旦那さんのお陰で衣食住に不自由する事無く生活できる、と思えば喧嘩も無く明るい家庭となり、子供もすくすくと育ちます。

 神様は次のように仰せられています。

 闇の夜に、ちょうちんひとふり借りても、どれくらいありがたいと思うか。又、うれしいことであろうか。かならず、借りた人には厚い礼を言うのに違いないでしょう。

 このことを思えば、日々常に休むことなくお照らし下されている月日様のご恩は、どれくらいありがたいものか、もったいないものか、言うに言われず、例えるに例えようのないものであります。

 けれども、人間というものは、恩に馴れやすいもので、あまりご恩が大きいから、日々その恩に馴れてしまって、なんとも思わないようになるものであります。ちょうど、頑是ない子供のようなもので、日々父母の大恩をうけていても、それはあたりまえのように思って、格別ありがたいとも思わぬが、他人に何か物でも貰ったときには、あの人は良い人だ、嬉しい人だ、と思って喜んでいる。その頑是ない子供でも、親の恩を少しも知らないのではないが、恩に馴れてしまって、なんとも思わないのであります。

 身近な人のお陰は忘れやすく、他人のお陰は気が付きやすいものです。でも、本当のお陰を知るには、神様のお陰、親のお陰が分からなくてはならないのです。    正文遺韻より

プリンタ用画面
友達に伝える
今月の言葉
ゆめちゃんのどうして日記
ナオじいちゃんの本日も晴天なり
カメ吉先生の修養科物語
心の処方箋
新着リンク